対応するシラバスの範囲(応用情報技術者試験シラバス Ver.7.2):大分類「技術要素」の中分類11「セキュリティ」
一言で言うと
- 暗号化と認証、デジタル署名とPKI、ファイアウォールやVPN、攻撃手法と対策、リスク管理とISMS
覚え方の軸
暗号化
- 暗号方式は「暗号化と復号で、同じ鍵を使うか、別の鍵を使うか」で分ける
- 共通鍵と公開鍵は、長所と短所が裏返し
- 公開鍵暗号で暗号化するときは「受信者の」鍵ペアを使う
- 鍵の数は「共通鍵はペアの数、公開鍵は1人2本」
- 安全の根拠は「解くのに膨大な計算が必要な数学の問題」
無線LANの暗号
- 規格の進化は「暗号化アルゴリズムがRC4か、AESか」で分ける
- WPAは「WEPの機器を、アップデートだけで強くする」ための規格
- モードは「家庭か、企業か」で分ける
- IEEE 802.1Xの3要素は「頼む人・受け付ける人・判断する人」
認証
- 認証の手がかりは3つ:「知っているもの・持っているもの・体そのもの」
- パスワードを守る工夫は「ネットワークに、そのまま流さない」
- 「一度の認証で済ませる」仕組みは、何に認証情報を持たせるかで分ける
- RADIUSは「受付(アクセスサーバ)と判断係(認証サーバ)を分ける」
- パスワードの強さは「文字の種類の数の、文字数乗」
デジタル署名とPKI
- 暗号化と署名では、鍵の使い方が逆
- デジタル署名で守れるのは3つ、守れないのは1つ
- 署名は「ハッシュで要約(メッセージダイジェスト)してから」作る
- PKIは「公開鍵の身分証明書」の仕組み
- 失効の確認は「リストを取りに行く」か「その場で聞く」か
情報セキュリティ実装技術
- TLSは「8.1〜8.4の総まとめ」
- 通信を守る技術は「どの層で守るか」で分ける
- 関所は「どこまで中身を見るか」で分ける
- 見張り番は「見つけるだけか、止めるか」、見つけ方は「悪い例を覚えるか、良い例を覚えるか」
- IPsecのモードは「端末が暗号化するか、ゲートウェイが暗号化するか」
脅威の種類・マルウェア・パスワード攻撃
- 情報セキュリティは「CIA」の3つ+追加の4つ
- 脅威は「物・技術・人」の3つ
- マルウェアは「寄生するか、自分で広がるか、何をするか」で分ける
- パスワード攻撃は「何を固定して、何を変えるか」で分ける
- 攻撃者の行動は「準備(下調べ)→ 攻撃 → 目的実行」の3段階
攻撃手法と対策
- 攻撃手法は「どこを狙うか」でグループにする
情報セキュリティ管理
- リスクマネジメントは「見つける → 測る → 決める → 手を打つ」
- リスク対応の4つは「やめる・減らす・人に任せる・受け入れる」
- 評価の規格は「製品か、組織か」で分ける
- 脆弱性の「C」で始まる略語は、何に番号や点数を付けるかで分ける
- インシデント対応の組織は「誰のために動くか」で分ける
ページ一覧
| テーマ | 何の話か |
|---|---|
| 暗号化 | 鍵が1つの共通鍵暗号(速いが配るのが大変)と、鍵が2つの公開鍵暗号(配るのは楽だが遅い)。両方のいいとこ取りがハイブリッド暗号(鍵の数の計算あり) |
| 無線LANの暗号 | WEP → WPA(TKIP、RC4)→ WPA2(CCMP、AES)→ WPA3と進化。家庭はPSK、企業はIEEE 802.1X(サプリカント・オーセンティケータ・認証サーバ) |
| 認証 | 知識・所有・生体で本人を確かめる。パスワードを流さない工夫(チャレンジレスポンス、ワンタイムパスワード、CHAP)、一度で済ませるSSO、受付と認証係を分けるRADIUS(パスワード総数の計算あり) |
| デジタル署名とPKI | 送信者の秘密鍵で署名し、公開鍵で検証して、なりすまし・改ざん・否認を防ぐ。公開鍵の持ち主は認証局がデジタル証明書で証明し、失効はCRLやOCSPで確かめる |
| 情報セキュリティ実装技術 | TLSで通信を守り、ファイアウォールとWAFで止め、IDS・IPSで見張り、VPN(IPsec)で拠点を安全につなぐ |
| 脅威の種類・マルウェア・パスワード攻撃 | CIAと脅威の種類、マルウェアと検出方法、パスワード攻撃、ポートスキャン |
| 攻撃手法と対策 | Webアプリへの攻撃、偽サイトへの誘導、DoS、標的型攻撃などの攻撃手法と対策、オフィスのセキュリティ |
| 情報セキュリティ管理 | リスクを特定・分析・評価し、回避・低減・移転・保有で対応する。製品はISO/IEC 15408、組織はISMS(27001・27002)で評価する。CSIRTやCVE・CVSSなどの機関と基準 |