応用情報技術者試験の勉強を始めるにあたって、試験範囲の全体をざっくりまとめたページを作りました。

シラバスの分野ごとに全11章に分け、その下に85ページのテーマ別まとめを置いています。全部無料で、会員登録もいりません。
なぜ「ざっくり」まとめたのか
応用情報は範囲がとにかく広い試験です。基礎理論の数学から、ハードウェア、ネットワーク、セキュリティ、プロジェクト管理、経営戦略、法律まで出ます。
いきなり参考書を1ページ目から読み始めると、「いま自分は全体のどこを読んでいるのか」がわからなくなりがちです。そこで、細かい暗記に入る前に、 それぞれの分野が何の話なのか(コンテキスト)をつかむためのまとめを作りました。
全11章の構成
シラバス(Ver.7.2)の分野にそって、次の11章に分けています。
| 章 | 何の話か | ページ数 |
|---|---|---|
| 01 基礎理論 | 集合と論理、情報理論、オートマトン、確率・統計、AIなど、ITの土台になる数学 | 9 |
| 02 アルゴリズムとプログラミング | データ構造と、探索・整列・再帰のアルゴリズム | 6 |
| 03 コンピュータ構成要素・ハードウェア | 論理回路、CPUの高速化、メモリとキャッシュ | 5 |
| 04 システム構成要素 | 冗長化とRAID、仮想化、性能・信頼性の評価と待ち行列 | 8 |
| 05 ソフトウェア | OSのタスク管理・記憶管理、コンパイラ、UNIX系OS | 6 |
| 06 データベース | E-R図と正規化、SQL、トランザクションと障害回復 | 14 |
| 07 ネットワーク | OSI参照モデルとTCP/IP、サブネット計算、DNS、無線LAN | 11 |
| 08 セキュリティ | 暗号化と認証、PKI、攻撃手法と対策、ISMS | 8 |
| 09 開発技術 | 開発プロセス、UML、テストとレビュー | 7 |
| 10 プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント | クリティカルパス、EVM、ITIL、システム監査 | 5 |
| 11 システム戦略・経営戦略・企業と法務 | 経営戦略と分析手法、会計、契約と法律 | 6 |
まとめページの特徴
「覚え方の軸」を一言で書いている
各章・各ページの最初に、そのテーマを覚えるための軸を一言で書いています。たとえばネットワークの章なら、こんな感じです。
- TCPとUDPは「書留郵便か、普通郵便か」
- TCPは「始めに3回あいさつ」
- 装置は「何を見て中継するか」で層が決まる
- 「住所を配る」のがDHCP、「名前を住所に変える」のがDNS
まずこの一言だけ頭に入れておくと、細かい用語が出てきても「ああ、あの話の続きか」と整理しやすくなります。
たとえ話で、イメージから入れる
用語の説明だけだと頭に残りにくいので、身近なものにたとえています。
TCPの3ウェイハンドシェイク
電話で「もしもし、聞こえますか」→「はい、聞こえます。そちらも聞こえますか」→「はい、聞こえます」。お互いに確かめてから本題に入る
計算問題は、考え方と検算まで
計算問題が出る章には「計算問題あり」と書いています。例題は答えだけでなく、考え方と検算までのせています。
重要なところに★、まぎらわしいものは並べて比較
試験でよく問われるところには★を付けています。また、NATとNAPT、ARPとRARPのように混同しやすいものは、並べて違いがわかるようにしています。
こんな人におすすめ
- これから応用情報の勉強を始める人
- 参考書を読んでいて、全体のどこにいるのかわからなくなった人
- 基本情報に受かって、次に何を勉強するか全体像を見ておきたい人
- 試験前に、各分野の要点だけさっと見直したい人
逆に、過去問の演習や細かい暗記は、このまとめだけでは足りません。参考書や過去問サイトと組み合わせて使ってください。
あわせて使いたいツール
試験日までの残り日数を数えるなら、自作のカウントダウンも使ってみてください。1日あたりの勉強時間を入れておくと、試験日までに確保できる残り時間も計算できます。
おわりに
このまとめは、自分の勉強に合わせて少しずつ見直していきます。今後は、ほかの資格のまとめも勉強・資格の下に追加していく予定です。
間違いや「ここがわかりにくい」というところがあれば、お問い合わせから教えてもらえるとうれしいです。

